鈖継ぎ(金継ぎ)』教室のご案内
暮らしとともにある器はそれぞれの人生そのものです。割れたり欠けたりしてしまった器をもとに戻し、更にそれぞれの個性がひかる器に再生する金継ぎを、海外で漆の名品に数多く出会い長く修復に携わってこられた更谷富造さんと、日展会友の藤井収さん、蒔絵師の竹田省さんがタッグを組んで日本で生まれた伝統の金継ぎ、そして「JAPAN」と呼ばれ海外から高い評価を得ている漆芸を基礎からご指導いたします。
もともとは「鈖継ぎ」と言われ蒔絵の技術で修復しましたが、20年ほど前から金継ぎと呼ばれるようになり、簡便な手法が普及しました。この簡便な金継ぎではなく、日本独特の蒔絵の技術をいかした伝統の金継ぎを行います。
更にご希望の方には漆芸の素地から下地、塗り、加飾までを学び、漆芸作品に挑戦していただきます。
四季折々に変化する東山の麓、哲学の道近くの町家で、「ほんまもん」を求める京都ならではの金継ぎや漆芸を、ゆっくりと流れる時間とともに愉しんでいただきたい、と考えております。
〇日程
毎週木曜日・土曜日 13時~16時
9月12日・14日・19日・21日・26日・28日
10月3日・5日・10日・12日・17日・19日・24日・26日・31日
〇会場
若王子倶楽部左右 漆工房(左京区若王子町5-8)
〇受講料
1回 5,500円(消費税込)
11枚綴り55,000円(消費税込)もご用意しております。
※金粉など材料費は別途かかります。
〇申込先
若王子倶楽部左右
Tel:080-5811-4123
e-mail:info@sayuu.jp
〇備考
・道具(筆・砥の粉・駿河炭・ヘラ等)があればご持参ください。なければこちらで用意します。
・漆は衣服に着くと落ちませんので、汚れてもよい服装でお越しください。もしくはエプロンをご用意ください。
・個人指導になりますので都合の良い時に参加していただけます。
・漆を乾かす工程が必要ですので、完成までに複数日かかります。