かすかにクリーム色がかっていて、サラサラと美しい。人生で何度も見たことも触れたことも、食べたこともあったのに、これは初めて出合った気がしました。
今日はお塩のお話です。
知り合いの方から分けていただいたことが出合いのはじまり。身近にあったものなので、今までそれほど意識して選んでいたわけでもありませんでしたが、目の前にあるお塩は何かがちがう気がして、少しつまんで口にふくんでみました。
すると、広がるようにさらりと溶けて、心地よく爽やかに塩味が消えていきます。
“お塩って美味しい!”
あまりに衝撃的で、思わず袋の裏を見てみると、栄養成分表示を見て目を丸くしました。マグネシウム・カルシウム・カリウムなどのミネラル量が桁違いに豊富で、一瞬見間違えたかと思うほど。
そこで、塩について調べてみたのですが、『伝統海塩』というものを聞かれたことはありますか?
① 海水100%でできていること
② 製法が天日(ネット架流下式塩田)、または平釜を使っていること
③ 原材料の原産国に日本の地名のみが記載されていること
いただいたお塩はまさに、これらをクリアしている伝統海塩でした。市場のわずか1%がこの製法で作られています。そして、これは過度に摂らない限り、塩分過多になることはないと言われています。
ミネラルも摂れて、美味しいお塩。天ぷらにお味噌汁、おむすびと、このお塩が今では大活躍です。
Memo)
◇ カリウム: 血圧を正常に保つ
◇ カルシウム: 歯や骨をつくる
◇ マグネシウム: 体内のさまざまな代謝を助けてくれる、カルシウムと一緒に骨を形成する
皆さまも、ご自身のお気に入りに出合って、お塩の魅力を楽しんでみてはいかがですか☆
work by Sawamuratousai
photo Izumi TK