鮮やかな赤から連想する紅色。
色素の99%が黄色で、残りたった1%の紅色の色素をもつ紅花の花びらは、古くから口紅や頬紅に使われていました。
江戸時代では猪口や皿の内側に塗って売られ、純度が高いほど乾くと不思議なことに玉虫色に輝きます。
人によって発色がピンクになったり、赤くなったり、様々に変化する紅。おめでたい色、また魔除けの意味をもつ赤に護られているような特別な時間に感じらるのではないでしょうか。
このような猪口の使い方にも、粋な世界が感じられます。
文・撮影= Izumi TK
鮮やかな赤から連想する紅色。
色素の99%が黄色で、残りたった1%の紅色の色素をもつ紅花の花びらは、古くから口紅や頬紅に使われていました。
江戸時代では猪口や皿の内側に塗って売られ、純度が高いほど乾くと不思議なことに玉虫色に輝きます。
人によって発色がピンクになったり、赤くなったり、様々に変化する紅。おめでたい色、また魔除けの意味をもつ赤に護られているような特別な時間に感じらるのではないでしょうか。
このような猪口の使い方にも、粋な世界が感じられます。
文・撮影= Izumi TK