先日、3回目となる茶時を前崎信也先生(京都女子大学)と共に愉しみました。
蓮が描かれた掛け軸は前崎先生がお持ち下さった16代雲林院寶山のもの。
幕末から明治時代の京焼の陶工で、青蓮院宮の御用をつとめました。
この掛け軸を見ながら、一茶庵の佃梓央さんの設えによって、一気に想像の
世界へと誘われ、空間は異空間へと変化します。
蓮の花。仏教との結びつきの前にあった、ドラマティックなストーリー。
そこから様々なお話が展開しました。
ひとつの空間の中で多彩な方々が出会い、共に茶を飲み、語らい・知る・
味わう・触れる・心で感じる・・・、五感は刺激され、
活力が湧いてくるひとときでした。