左右では工芸を通じて海外との文化交流を進めようと、昨年暮れには
紫砂急須で有名な宜興・南京・上海を訪れ、現地の職人らから多くの
刺激を得ることができました。
今回のテーマは「日本の工芸の魅力は」そして、
「日本の良さをどのように伝えていくか」。
まずは美山で作陶している市岡さんに美山の新茶を淹れて頂き、
参加者が持参した茶杯でお茶を愉しみました。
日本の工芸が出来上がる室町時代、この作風は今にどういかされているか、
中国の宋時代の工芸との関係は、などそれぞれの経験や視点から様々な話が
繰り広げられました。
中国をはじめ、世界の国、人、暮らしを理解し、モノづくりに活かして
いくことを共有したひとときでした。