Onlineサイコロ茶会2.0 『幕末・明治を突き抜ける』
-画家であり、教育者にして、世の中を変革させた名プロデュ―サー
「田能村直入」とその時代の人、物、事-
昨年、コロナ禍の緊急事態宣言中に立ち上がったOnlineサイコロ茶会も、
今回で6回目となりました。
このOnlineサイコロ茶会の発信基地の1つ『若王子倶楽部 左右』は、
田能村直入という文人が晩年過ごした寓居跡です。
田能村直入という人をご存じでしょうか?
ネット検索をしてみると、「文人画家」と出てくることが多いですが、
実は画家であることはもちろん、京都で新選組が結成された動乱の
その年に、大坂で1200人もが集まる大茶会を企画し、中心となり
大成功に導いた名プロデューサーでもあり、京都博覧会にも力を
貸しました。
また、現代の京都市芸術大学の前身京都府画学校を創立させ、初代校長に
もなった人物で、明治以降の文化界の礎を築いたと言っても過言では
ありません。
今回のOnlineサイコロ茶会では、この田能村直入を中心に幕末から明治の
芸術・文化を突き動かした人、物、事をテーマにさまざまなストーリーを
語ります。
語り手となる亭主は、京都女子大学・前﨑信也准教授、茶人で会社員の
中山福太朗さん、煎茶家で一茶庵宗家嫡承の佃梓央さんというレギュラー
メンバーに加え、昨年9月の本会でもゲストに来ていただいた、
大阪国際大学准教授の村田隆志先生です。
村田先生は、4月7日から5月10日まで大阪の枚方市にある天門美術館で
開かれる『田能村直入とその子弟』展に携わられており、当日、
同美術館展示室からの参加です。
また今回、天門美術館館長・池田方彩先生にも作品を紹介して
いただきます。
幕末から明治という混沌の時代を突き抜けて、新しい秩序を
生み出していった人たちに触れて、彼らの声に耳を傾ける
Onlineサイコロ茶会にぜひご参加くださいませ。
<日 時> 4月17日(土) 19時~
<参加費> 一般 2,000円
学生 1,000円 ※申込時にお知らせください
<お支払方法>銀行振込、もしくはPayPay
<お申込&お問合せ> info@sayuu.jp
※お申込の方には後日、メールにてお支払コード、
ZOOM参加用コードをお送りいたします。
※サイコロ茶会とは サイコロを振って出た目によって
語り手となる亭主が決まります。
亭主はお道具を通して、今まで培ったそれぞれの世界観で
時代・文化・歴史などについて楽しく語り広げていきます。