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パナリ焼が生まれた新城島
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新城と書いて、『あらぐすく』と読む島は、沖縄の最南端にある八重山郡竹富町に所属し、西表島や波照間島、黒島などで知られる9つの有人島と7つの無人島からなる「八重山諸島」のひとつです。
そこで生まれた「パナリ焼」は、赤土に焼いた夜光貝や蝸牛の殻などをすりつぶして混ぜ合わせた土で、原始的な野焼きでつくられています。
15世紀頃から人々の暮らしのなかで大切に使われてきましたが、400年後、忽然と姿を消してしまった幻の焼物。
現在、パナリ焼を作っていた場所や道具などは残されておらず、美術館などでしか見ることができなくなっています。
今回、沖縄の陶芸家•宮良断さんと、かたつむりミュージアム「ラセン館」とのコラボレーション展『海と大地と蝸牛』のなかで、そのパナリ焼を特別に展示いたします。
世界からも注目を集めているパナリ焼を、この貴重な機会に是非、ご覧ください☆
※パナリとは沖縄の方言で「離れ」を 意味しています。
<トークイベント>
11月4日(金) 17時~「まぼろしのパナリ焼 ― 蝸牛が繋いだ沖縄・八重山のやきものと風土 ―」
沖縄の陶芸家・宮良断さんとかたつむりミュージアム「ラセン館」の河野甲を交えたイベントです。
一日限りの沖縄の貴重な自然のお話を、ぜひお楽しみください☆
ゲスト 滋賀県立琵琶湖博物館 学芸員 中井克樹さん
◇ 場 所 若王子倶楽部 左右
◇ 参加費 1,000円(お茶と沖縄のお菓子付)
<お申込み&お問合せ>
メール info@sayuu.jp 電話 0757082086
※お電話は、月・木・金・土曜日 11:00-18:00にお願いいたします。
<コラボレーション展>
『海と大地と蝸牛』
沖縄・八重山の焼物と蝸牛から見えてくる暮らしと文化
11月3日(木)~11月7日(月)
沖縄の陶芸家・宮良断さん&かたつむりミュージアム「ラセン館」河野甲さん