第2回 ティー・エレメント公募展
審査員のご紹介
初の試みであるZoomを使った1次審査。
作品を見て解説を読めば、わざわざZoomで話す必要はないのでは?
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも私たちは、モノづくりをする方と向き合い、お話をすることで、
つくる人・見る人・使う人の距離がぐっと縮まり、もっと “楽しい!” を
共有できるティー・エレメントが生まれるのではないかと思っています。
連綿と続く喫茶の文化に、新たないのちを。
その新たないのちを育みたい。
新たな才能や視点に出会いたい。
私たちの思いに共感してくださる方のご応募をお待ちしています。
審査員
前﨑信也氏 <京都女子大学准教授>
2000年龍谷大学文学部史学科卒業、ロンドン大学SOAS留学、
博士号(中国美術史)取得。米国クラーク日本芸術研究所
ピーター・ドラッカー・フェローシップ、中国留学等を経て
09年ロンドン大学で博士号(日本美術史)取得。15年より現職。
同年からグーグルと共同で「Made in Japn:日本の匠」
プロジェクトに携わる。京都市立芸術大学芸術資源研究センター、
立命館大学アート・リサーチセンター研究員などを兼務。
佃 梓央氏 <一茶庵宗家嫡承・煎茶家>
一茶庵宗家 佃一輝に師事。和泉市久保惣記念美術館
「楽しい煎茶会」などで茶席を担当。泉屋博古館「文房具と
煎茶」展の監修、グランフロント大阪ナレッジキャピタル
超学校「『集まり』と『交わり』の文化論」をコーディネート。
G20大阪サミット2019「配偶者プログラム」で茶事を務める。
中山福太朗氏 <茶人>
聖徳庵Jack Convery宗好氏に師事。裏千家茶道を学ぶ。
自身の茶の活動として2009年「茶の湯集団 鴨ん会」を結成、
13年に「陶々舎」立ち上げに参加。先人たちのこころや形、
感覚を受け継ぎながら、今に接続する茶の湯のあり方を
具現化する茶人である。