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漆と油彩のコラボレーション『京左右往来展』のお知らせ
2022年5月12日(木) – 5月17日(火)
※会期中無休
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左右の建物の白壁は、うっすら新緑の黄緑色に染まり、心落ち着く時間がゆったり流れています。
さて、5月12日(木)から『京左右往来展』を開催いたします。
O-O Crafts 漆 塗師・太田勲さん、絵師・太田早百合さんと木彫板絵油彩・兎笑庭 鍋倉孝二郎さんとのコラボレーション展になります。生き生きとした新緑が美しい季節、ぜひお越しください☆
水は器に 寄り添う 器の形を 知るは 水のこころ なり
― 硝子成型による下地の透明のなかで漆の色感を楽しむ水の試み
油絵具を 風の如く 水の如く 淡く溶いて みる
― 和刷毛と面相筆の毛先が水の国に馴染むまで…
上善如水・・・水の文化
文化とは、その大地の持つ「光や風」の照射である。現代の諸相は、日々様々に多様化へと推移するが、その文化の根は、意外と「不易」なのだと思う。
東アジア特有の「漆」は、「樹木の精」で、文字通り東洋の「水の文化」である。片や「油彩」は、西洋の風土に培われた文化で成り立ちも扱いも、性質も目指す効果も、異なる。
「漆」は多湿で硬化し、「油彩」は少湿度で乾燥と… 過程も真逆。
油彩を、日本画の「水絵具」のように使えないものか…
漆作品に、「水のような透明な色彩」を導き出せないものか…
この東西二つの真逆の出会いと「水の文化」がこの展の試みである。
(木彫板絵油彩・兎笑庭 鍋倉孝二郎氏のことば)
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会期 2022年5月12日(木) – 5月17日(火)
時間 11時~18時 ※会期中無休
会場 若王子倶楽部 左右
<薫風の季節イベント開催>
2022年5月15日(日) 14時~
場所 熊野若王子神社(左右から程近い場所にあります)
◇ 橋本真友里氏のヴァイオリン演奏
◇ 京都産業大学 鈴木康久氏による
「洛中洛外の水物語」
京洛「佐々木酒造」 原口智子氏との水談義と初夏の限定品「呑み切り」試飲会
◇ 「雨の写真家・佐藤秀明氏」(予定)
※参加費無料
※スペース・お茶お酒に限りがございますのでご了承ください
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