<第2回 ティー・エレメント公募展>【KWUS賞】宮良断さんとの対談
第3回公募展のエントリーが始まっています。
前回はどのような方が受賞されたのか、公募展の背景が見えてくる’Dialogue’動画。
第2回 公募展でKWUS(Kyoto Woman University Students)賞を受賞した
陶芸家・宮良断さんと審査員3人のZoom対談映像です。
宮良さんは制作段階の時、Zoomで審査員と話したことをきっかけに、ご自身で大きな
変化を生み出しました。
「つくり手」と「つかい手」がもっと近くで心を通わせられたら、新たないのちが芽生え、
喫茶を愉しむ道が明るく広がっていくように思います。
この公募展をぜひ楽しみながら、チャレンジしていただければ幸いです。
《宮良断さん(陶芸家)Profile》
沖縄県石垣島生まれ。
98年沖縄県立芸術大学卒業、石垣島の原料を使った陶磁器制作を始める。
半農半陶の生活を送りながら、八重山古陶の八重山焼の再現に取り組む。
2007年日本民芸館展入賞、第1回の特別賞に続く入賞。
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第3回 ティー・エレメント公募展
エントリー期間:令和3年9月1日~9月30日
作品搬入期間 :令和3年12月16日 ~
令和4年1月29日
◆ 大 賞 10万円(1点)
◆ 入 賞 3万円(2点)<一般の部・学生の部>
◆ 特別賞 数点
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《公募展について》
〇 出品料は無料!
(抹茶・煎茶に限らず中国茶・紅茶など茶を飲む時に使う道具であればOK)
〇 Zoomでは審査員と意見交換ができ、制作プロセスを楽しめる新しいスタイルの公募展
意見交換の時、作品が手元になくても、構想段階でもOK!
〇 応募作品の展示会 令和4年2月18日~4月2日 開催予定!
詳しくはこちらをご覧ください⇒ 『募集要項』 『応募作品の取り扱いについて』
<審査員 Profile>
前﨑 信也氏(美術工芸研究家・京都女子大学准教授)
2000年龍谷大学文学部史学科卒業、ロンドン大学SOAS留学、博士号(中国美術史)取得。
米国クラーク日本芸術研究所ピーター・ドラッカー・フェローシップ、中国留学等を経て
09年ロンドン大学で博士号(日本美術史)取得。15年より現職。
同年からグーグルと共同で「Made in Japn:日本の匠」プロジェクトに携わる。
京都市立芸術大学芸術資源研究センター、立命館大学アート・リサーチセンター研究員
などを兼務。
中山 福太朗氏(茶人・会社員)
聖徳庵Jack Convery宗好氏に師事。裏千家茶道を学ぶ。
自身の茶の活動として2009年「茶の湯集団 鴨ん会」を結成、13年に
「陶々舎」立ち上げに参加。
先人たちのこころや形、感覚を受け継ぎながら、今に接続する茶の湯のあり方を具現化する
茶人である。
佃 梓央氏 (煎茶家・一茶庵宗家嫡承)
一茶庵宗家 佃一輝に師事。和泉市久保惣記念美術館「楽しい煎茶会」などで茶席を担当。
泉屋博古館「文房具と煎茶」展の監修、グランフロント大阪ナレッジキャピタル超学校
「『集まり』と『交わり』の文化論」をコーディネート。
G20大阪サミット2019「配偶者プログラム」で茶事を務める。