貝母透かし篭
中野竹藝
中野竹藝
鳥取県倉吉に工房を構え、100年以上続く中野竹藝は孟宗竹の他に
希少価値のある約300年前の煤竹や特定の場所にだけ生息する特殊な
竹などを用い、伝統の技を基に品格ある竹工芸品を制作しています。
人間国宝でも不可能といわれている竹を割らずに円にする特殊技法に長け、
またその特性を知り尽くし、数種類の技法を組み合わせ、精緻を極める技で
編み上げていきます。
常識にとらわれない遊び心ある作品や竹の美しさを追求する優美で
洗練された作品は、形だけでなく影までもが美しさを放ちます。
Profile
1912年 | ドイツ人と提携して竹ペン軸会社創設 |
(本社神戸) | |
1943年 | 呉海軍軍需部指定工場となる |
(竹銃・海軍携帯折畳式寝台) | |
1946年 | 輸出ステッキ製造 |
(アメリカ・ドイツ・イタリア向け) | |
1947年 | 天皇陛下へ凰尾竹製硯箱献上の栄に欲す |
1965年 | 天皇、皇后両陛下上覧のため煤竹製衝立を作製 |
1970年 | 日本万国博覧会(エキスポランドクラブ館)に |
煤竹製衝立を出品 | |
1994年 | 天皇・皇后両陛下御買上げの栄に欲する |
1995年 | 皇太子殿下、妃殿下に献上の栄に浴する |