西條　淳子Junko Saijo

京焼の世界に入り、30年近く経験を積んできて西條氏。
彼女の世界観で表現することで、昔から描かれてきた、誰が見ても
何の植物かわかるモチーフであっても、「好き」と言ってもらえる
ような人の心をとらえる絵付けをしたい、と語ります。

絵付の絵具は主に本金と昔ながらの和絵具を使用し、少しでも上品な
形や色合いになるよう手間を惜しまず、楽しんで描くことを心がけて
おられます。

目で見て学び、経験を重ねて技を磨くという厳しい職人の世界を
生きてきたからこそ、色絵付・染付・金彩などあらゆる技法を
こなすことができます。

自然や美しいものに触れて高めてきた感性のもと、素直な心で
制作されています。