欅小箱
甲斐 幸太郎
甲斐 幸太郎
20世紀を代表する家具デザイナー、ジョージ・ナカシマに憧れ、
木工の世界に入った甲斐氏。鑿や鉋を使って自由にフォルムを
つくりだす”刳りもの”という技法を中心に制作されています。
光の当たり具合で様々な表情をみせる鑿の表現、この上なく滑らかで
美しい平面や曲面を生みだす鉋の技。
自然の美を活かしながら、細部に工夫を凝らす甲斐氏の温もりを
ゆったりと感じることができます。
Profile
1976年 | 愛知県名古屋市生まれ |
2003年 | 京都伝統工芸専門学校木工芸専攻 卒業 |
2004年 | 日本伝統工芸展近畿展 初入選 |
木漆工芸作家 藤嵜一正氏に師事 | |
2007年 | 大阪工芸展大阪府知事賞 受賞 |
2010年 | 日本伝統工芸展 初入選(以降、入選4回以上) |
2012年 | 大阪市内にて独立 |
2014年 | MOA岡田茂吉賞新人賞 受賞 |
2015年 | 伝統工芸木竹展東京都教育委員会賞 受賞 |
2016年 | 伝統工芸近畿展近畿賞 受賞 |
2019年 | 日本伝統工芸展 文部科学大臣賞 受賞 |
現在、日本工芸会正会員 |